代表挨拶
トラブルになるその前に
司法書士の寺田知未です。
司法書士は、その名前のとおり、法律の専門家です。
法律専門家、というと法律を使って裁判でトラブルを解消する!というイメージがあると思います。
でも、実際に法的なトラブルが起こってしまって裁判手続きをするとなると、お金も労力もかかります。
ですから、法的なトラブルが起こらないことがいちばんです。
「予防法務」とは
将来において法的なトラブルが起こらないように、また、もし起きてしまったとしても最小限に抑えられるように、法律の知識を使って適切な措置を講じておくことを、予防法務と呼んでいます。
病気を未然に防ぐ予防医学の、法律版みたいな感じですね。
具体的には、次のような手段が考えられます。
- 相続の際に親族間でもめないように、法的に認められる形式を備えた遺言書を作る
- 契約ごとは、口約束で済ませずに書面で残しておく
- 判断能力が十分ではない人が悪徳商法の被害にあわないために、成年後見制度を利用する
- 不動産についての権利関係が誰にでも確認できるように、実体に合った正しい登記申請をする
- 会社の登記事項に変更が生じたら、速やかに正しい登記申請をする
司法書士にご相談ください
「こうなる前に専門家に相談してもらえれば…」と思うことは少なくありません。
病気を予防するように、法的なトラブルにも未然に防げるものがあります。
そのために私たち司法書士は、必要な情報を提供し、専門的な手続きは代理することができます。
予防法務は司法書士の重要な仕事だと、私は思っています。
法律の知識に自信のない方、ご高齢の方からもじっくりお話しを伺ったうえで、必要な情報を提供し、対処法をご提案いたします。
ご自身のため、そして大切なご家族のために、いっしょに一歩を踏み出しませんか。